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ちぃふぁんの部屋


[129] 漫喫の過ごし方
詩人:ちぃふぁん [投票][編集]

また昨日と同じように漫喫へと出かける
楽な方へと歩いてくmy way
会社には「風邪で休みます」と半分本当の嘘をつく
親には「頑張るから」と今日も嘘をつく
不甲斐無さだらけの自分に嫌気が差す
それでもまた繰り返す弱い意思

いつから間違い始めたのだろう?
緩く流される事に心地良さを覚えてしまったから
もう戻れない、と
信じてしまってるのは自分だけ
他人(ひと)からは「大丈夫だ」「頑張れ」と
言われ情けなく笑う事でごまかす

そして今日も一日緩く過ごすのだろう
そうやって頑張らずに流していくだろう
「それでもいいじゃん」「まだマシな方よ」と
誰かが私の中で力無さ気に微笑む

どうせそんな勇気も無いから
そうね本当は怖いから
土壇場になって逃げ出す

時々意地を張っても
自分に嘘をついても
諦める事や溺れる事で自分を保とうとするけど
虚しくて呆気無くて涙が出る時もあるよ

今自分がどの地点にいるのかも
分からなくはないけど
頑張る事に疲れてしまったよ

どれだけファッションに気を使っても
どれだけお金を持っていても
心の中は空っぽで
哀しい叫び声を上げている

ただ何もせず時間を無駄に過ごす事も
私にとってはとても心地良くて
「これでいいのだ」とさえ思ってしまっている

漫喫へ来ると仕事に行くより
「私は独りぼっちじゃない」と感じてしまう
そんな安心感がある

だから今日もここへ逃げて来た
自分独りの安息を保つために

2008/09/30 (Tue)

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