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ちぃふぁんの部屋


[141] 幸せなのか分からない日々に見た夢の話
詩人:ちぃふぁん [投票][編集]

時は絶え間なく過ぎて逝くのに
想い出だけ脳裏に媚りついている
消えてくれない記憶だけ
かき集めたらあなたの形になった

飛んで行くこともできないけれど
手を繋ぐことももう叶わないけれど
あなたの幸せを遠くで願うよ
なんてきれい事を言ってみる

私の想いだけ重かったのかな
あなたのことだけ考えていたと思ったのに
自分のことだけ考えていたのかな
若かりし日の…なんて言い訳を言ってみる

ただ好きだったんだよ
あなたは今もこの星で生きているのに
隣にいるのが私じゃなくて
今どうしているのかも知らないなんて
そうして私が心を痛めても
あなたの元には届かない

この間あなたを夢で見たんだよ
私の手を強く引いて
そしてまたあの照れた笑顔を向けてくれたんだよ
ねぇ 二人で過ごした記憶はあなたにも残っている…?

ないものねだりなのかな
余裕があるのか無いのか分からなくて
無意味にあなたを想い出してる
こんな私は滑稽ですか?

「会いたい」なんてもう言わないけれど
デジャヴのようにもしもまた会えたなら
昔みたいにまた話がしたいよ

2013/11/12 (Tue)

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