「好きな人、出来ました」そう言って君が照れて笑った僕は驚いて眠気が一気に吹き飛んだ「誰?」「教えなーい」君は冗談っぽく笑うと、するりと僕の手から逃れた天気の良い海岸を二人で歩くというか駆け足水が跳ねて君のワンピースにかかる裸足で掛ける二人だけの場所『君が好きなのは、僕?』
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