詩人:chi-*゚ | [投票][編集] |
ちいさな神社へと続く
狭くて長い長い階段
まだぁ?なんて言って
困らせたっけ
途中にある公園で
少し離れて座ったベンチ
なんだかもどかしかったな
やっとの思いで神社について 二人手を合わせたの
あの時のアタシの願いゎね[ずっと一緒にいたい]
だったの
あれから何年もすぎて
アタシの隣にゎ
貴方の姿ゎない
「ママー!はやくー」
「はぃはぃ今いくからー」
貴方のあの時の願い…
[幸せになりますように]
幸せだよ
とても
幸せだょ
貴方の隣くらい
カランカラン…
「ママなんてお願いごとしたのぉ?」
アタシの願い事ゎひとつ
[大好きな貴方が幸せになりますように]
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貴方と過ごした時と同じ
夏の風が
アタシの髪の毛を優しく揺らした
懐かしい香水の匂いがした気がして
周りを見渡すの
馬鹿だなぁ…
貴方ゎもぅいないのに
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夏の夜ゎ
どこか切なげで
ぽたりと落ちる線香花火に一人 頬をぬらす
静かにはじまり
頼りなぃ小さな火ゎ
やがて音も立てずに
静かに終わる
まるでその姿が
アタシの恋のようで
ふっと
貴方を思い出した
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[大きくなったら
パパのお嫁さんになるの!]
十年以上前の事を
つい最近の事のように
思い出していた
その頃の写真の中のアタシゎ小さくて
ママやパパの腕にすっぽりと収まっていた
幸せしかしらないその無邪気で 屈託なぃ笑顔をみると 急に不安にかられた
この先をみるのが怖くなると 幸せだった頃に帰りたくなる
幸せしか知らない
不安のなかった
腕の中に
そんな過去があるだけで
幸せと思わなくちゃいけなぃんだろぅね
転んで泣いてたアタシも
今ゎもぅ泣かない
強くなる事を知ったから
だけどその代わりに
ホントの笑顔をなくしてた
現実をみなくちゃいけなぃ十代後半
小さい頃の好奇心だけぢゃ前に進めない
そんな今を
振り返る事なく
歩みだしてみるの
どんな困難も恐れなぃ
アタシにゎ
帰る場所があるから…
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飲みかけの缶コーヒー
乱暴に消された煙草
寂しそうに転がったライター
捨てられずに
そっと触れてみる
冷たくて
涙になった
七夕にお願い事してもぃいですか?
[貴方を嫌いになる方法を教えてください]