詩人:ふじこ | [投票][編集] |
あんたが好きだった 大好きだった
嫌いになろうとしたのがすっごく辛かった
あんたを考えると すっげー胸が痛かった
毎日 毎日
でも 最近は考えても痛くない
考えるのも少なくなった
あたし 嬉しかった
けど
ちょっとさみしかった
ねぇ 今 あんたはもう 幸せになれたのかな?
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好きすぎて 好きすぎて この甘ったるい気持ちは
あなたが好きな いちごみるくに似ていて
それで あたしは このきもちを 包み紙でかくす
バレたら 飲みこまれるよ…やばいなぁ
そしたらあたし 全てがあなたに溶けるから
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ちょっと遅く起きた日曜日 天気がよくて 鼻歌がこぼれる
そんな時は きみに手紙を書こう
ハート型の雲を真ん中にして 空をはさみで切りとろう
きみの好きな色のクレヨンで いっぱい気持ちを書こう
文字もとっても嬉しそうだよ
きみが忘れていった大きめなTシャツに包んで 届けるよ
オレンジ色のスニーカーをはいて 走って行くよ
きみの家の屋根 目指して
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別に悲しくなんかないもん
わたしは強いんだから だからあなたなんて必要ない
つまづいたって また起き上がって 道を歩けばいいんだもん
ただ すり傷は ずっと消えないけどね
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恋とかじゃない
束縛したいけどしきれない
嫉妬さえ混ざる この感情
あんなに せつなくなるのに
こんなに ムカついてくる この気持ち
一体なんなの
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ほら見て もう桜のつぼみがこんなに大きくなったよ
あなたは笑って もう春が来るね と あたしに言う
ねぇ見て あたし去年よりも背のびたかな
あなたの肩に あごがとどいて ちょっとせつない
桜の花が咲く頃も まだこうしていられるのかなぁ
一緒にぃて いつまでも 忘れないで
制服着たあなたの 広い背中は
離れてく どこに行くの? お願いここにいて
名前も呼んでもらえない あたしは静かに…目をつむって
砂ぼこりがたつ 桜が咲きかけた 午後の校庭