今夜はメールくれないの？

今日も何か
あたしに伝えたくなるような話が

つもる話が

たくさんあるんじゃないの？？


あたしとメールしたいなら
早く送って




なんて。





本当にメールしたいのは

素直になれないあたしなのに



あんたの優しい言葉が
いつも恋しいのは



泣き虫なあたしなのにね








　

思われれば

思われる程

切なくなって

触れられれば

触れられる程

眩暈がする


でも

あなたといるのが

そろそろ辛くて

あなたの事考えると

涙がこぼれて

何でかな

胸が痛いよ

あなたの指先や

舌先が触れた場所は

お風呂でたくさん洗って

あなたを思い出す物は

全部忘れようとしてる

けど

あなたの存在が

大きすぎて

無理なの

だからお願い

もう

あの娘と比べないで

綺麗なひとを

目で追わないで

あたしも

今夜は

あなたの夢を見るから






　

あの女は

あいつの
ただの幼なじみだし

彼氏いるし

そんな可愛い人じゃないわ


けど

あいつの事を
一番知ってる女でしょ


あたしを
鼻で軽く笑ったわ



ちょっと
恋愛経験があるからって
あいつの
相談なんかにのっちゃって



あの女が
年上ってだけで

嫌なのよ



　

あなたの幸せなんて
願いたくなかったあたしが


こうして


『あの子と
幸せになってね』


なんて思えるのは



きっと


あなたを
本当に

好きだったからだね






　

今までのあたしたちは
歳の差なんて全然
気になるものじゃなかった
けど

あなたは
夢もあるし
やりたい事もあるから

今は
頑張んなきゃいけないね


彼女なんだから
応援しなきゃいけないのに
………

悲しいなぁ

会いたいなぁ


わがままだけど

大学なんて
受けてほしくない

綺麗な人も
いっぱいいるのかな


あなたは
あたしを
忘れるのかなぁ



歳の差って
こんなに
邪魔なものだっけ…？





　

なんて残酷なんだろう



私達は

消えて


いなくなったのに


１枚の中じゃ


私達

まだ

子供みたいに

笑って


きらきら


光ってるね







　

ベッドに入って
詩を作る


レースのカーテンの
向こうは


工事の音

車の音

飛行機の音

バイクの音


笑い声




休日なのに

外の世界は

うるさいなぁ






　

あなたが昔

想いをよせていたあの娘


あたしを知らない時

夢中になってたあの娘


色が白くて
おっとりして
笑顔が素敵

女の子って感じで
可愛いわね


あたしでも惚れそうよ


なのに
あの娘には

なんの罪もないのに

嫌なところ見つけようとしたり

ずっと睨んで目で追ってしまう



なんてあたしは醜いのだろう……





　

あいしてるって

よくわかんないけど


きっと

すきより

おっきいものなんだよね



だったら


これからあたしは

あんたをとっても


あいするとおもうな



　

アイスクリームは溶けた

夏の眩しい日差しで溶けた



あたしも溶けた

あなたを思い出して溶けた