詩人:chopin | [投票][得票][編集] |
小さい頃 よく砂浜に寝転んで空を見た
運が悪い時は雲がない
見上げていたつもりが いつのまにか見下ろしてしまう
高く澄んだ空は 果てしなく深い空に変わってしまう
そのうちにお尻のあたりがムズムズしてきて
今にも地面から背中が離れそうになってくる
何かにつかまらないと落ちてしまう、、、
雲は 鳥は 飛行機でもいい
僕は指先を砂にもぐらせて必死で探した
落ちてしまう、、、
そんな時 いつも起きあがってしまう
怖さに負けて悪夢から覚めるように
そしていつも惨めな気分になった
あの時もう少し勇気があったら空へ落ちていけただろうか
深い深い真澄の空へ落ちていけただろうか
青い空を飛べただろうか
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