詩人:chuyabook | [投票][編集] |
はじめてこえがでたとき
ぼくはとてもさむくてなみだがとまらなかった
たったひとつのあたたかさを
とつぜんうしなったから
ぼくはないた
ぼくにはそれしか
なかったから
ぼくはないた
ぼくがないてたら
あのあたたかさにつつまれて
ぼくはわらった
そしたら
ぼくがきいてたこえがきこえて
ぼくはわらった
ぼくに笑ってほしくて
ぼくはわらった
おかあさん
ぼくを捨てたりしないよねと
ぼくはわらった
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