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☆桜歌☆の部屋  〜 投稿順表示 〜


[411] 孤独の定義
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1人きりの夜
孤独を感じるだろう


しかし

誰も知る人のいない
雑踏の中が
一番孤独に感じる

人がいないから
孤独であり
人がいるから
孤独ではないと
そういう訳でもない

2011/03/11 (Fri)

[412] 短歌−命の詩
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人の世は
儚き刹那の
一雫(ひとしずく)

百余の生も
一睡の夢

2011/03/11 (Fri)

[413] 短歌−愛想月夜
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終夜(よもすがら)
空の何処(いずこ)に
月宿る


我が掌(て)は月に
届きはせぬが

2011/03/12 (Sat)

[414] 百敗一勝
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百の敗戦
一つの勝戦

勝った時に
初めて敗戦の価値を知る

失敗することは
悪いことではないが

失敗を生かせないのは
悪いことである

2011/03/13 (Sun)

[415] 賢人
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偉い人や昔の人が
言ったことを
暗誦できる人間より

難しいことを
易しく話せるような
人間になりたい

2011/03/16 (Wed)

[416] my name is…
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絶対にしては
いけないことがある

それは…
「何もしない」こと

失敗して転んだ人は
確かに歩こうとした人

人生って半分以上
難しくて大変なもの

だからせめて
明日の自分に
笑われないように
生きてみよう

今日は今日
明日は明日
誰にも平等に時は流れる

だからこそいつだって
自分は自分なんだ
他の誰でもないんだ

2011/03/19 (Sat)

[417] 1と0の間
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僕らがこれから
生きる未来に

100%起こるとか
100%起こらないなんて
決めつけることはできない

出逢いと別れを繰り返し
喜びや悲しみを重ね

当たり前にある
過去の経験
あくまでそれは
あった出来事でしかない

これから僕らが生きるのは
1と0の間にある未来

2011/03/23 (Wed)

[418] “振り返らない約束”
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君と別れた後の
“振り返らない約束”

いつも2人とも
守れなんてしなかった

帰り道別れる時に
振り返るのなんか切ない
って言ったから
君が言い出した約束

毎日僕が振り返るたびに
君の笑顔があった

何でだろう?
今は君の笑顔しか
思い出せない

2011/03/23 (Wed)

[419] 桜舞い散る坂道を
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旅立つ僕が見送る蕾
春はもうすぐやってくる

この蕾が花開く頃
僕は違う街を歩くだろう

生まれてから毎年
この街の桜を見てきた
物心ついた頃には
桜が好きだったと思う

だけど今年は会えない

毎年花が開く季節だけ
人に思われる桜

どこか僕に
似ているような気がして
毎日毎日見ていた
校門前の桜並木の坂

僕が帰ってくるまで
頑張っておくれ

2011/03/27 (Sun)

[420] 四つ葉のクローバー
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四つ葉のクローバーを
探すために
三つ葉のクローバーを
踏みにじるような奴に
幸せは訪れない

子供の頃に夢中で探した
四つ葉のクローバーも
今では探すことは
すっかり無くなった

それでも何故だろうか?

四つ葉のクローバーが
幸せを運んでくれることは
今でも信じている

今でも子供たちは
四つ葉のクローバーを探す

四つ葉のクローバー
あの時僕が求めた
幸せな夢を
今度はあの子たちに
運んでおくれ

2011/03/27 (Sun)
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