詩人:☆桜歌☆ | [投票][編集] |
明日の今頃は
河原で天体観測
君と行った初めての場所
1人佇む僕は
どんな顔をして
空を見上げているのだろう
流れ星に願うこともなく
寒空の下に向かう
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次目覚めた時
目の前にあるのは
塵と影だけの世界
見渡す限り
誰もいない世界は
僕の心を満たしていく
孤独に果てる覚悟を
一心に背負って
“特別”な存在を求め
歩き続けて行くよ
…理由なんてない
普通の日常には
もう飽きてしまったから
その日まで眠るよ
おやすみ…
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あなたは一番暖かい
太陽のもとにいて
形なんてないほど
とっても自由なのに
ズルいよ…
あなたを鉄の檻に
閉じ込めてしまいたい
そしたら
朝と夜の少しの時間だけ
会いに行ってあげるよ
Mercury:水星 水銀
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大好きなLoveSongの
“I love you”の時に
ぎゅっと握られる
君と繋いだ右手の感覚が
大好きでたまらない
吐息も綺麗に
白く染まる季節がくる
僕が手袋を嫌いなのは
君と手を繋いでいる感覚が
好きだからだと思う
2人で片方ずつのイヤホンを
恋しく思えるのも君とだから
歌が終わった後も口ずさむ
“I love you”
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僕は毎日みる夢の中に
未来が見えてしまう
あの時君と出会って
一瞬で恋に落ちることも
こうして毎晩
君と同じ夢をみることも
全部知ってるよ
そして明日何があるかも
知っているから
僕は明日の夢はみない
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私は月
暗い夜空に浮かぶ月
闇夜を照らす標となりて
涙を集めし湖
水面に映る私は
静寂の中に波紋を映し
真の私の姿は雲居に隠れし
朧と成りて不安を誘い
三日月と成りて湖に誘い
新月と成りて涙を誘う
月は自由の象徴
夜を漂う月が
真の旅人なり
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白い息を夜風に乗せて
君の名前を呟いてみた
季節を彩る虹色の光も
少し寂しく見えた
Xmasソングを掻き消す
幾千の雑踏の中に
聞き慣れた音を探す
見つからない赤いマフラー
君が好きだった香水
雪が舞い降りる街には
君の姿を重ねてしまう
手のひらに雪を受けて
ぎゅっと握りしめてみる
そうやって1人で
暖かみを感じた右手で
涙を拭って笑ったよ
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気が付いてみたら
吐息が白く咲く季節
寂しい季節は
通り過ぎていくように
過ぎ去ってゆく…
そう願って座る
冬の日溜まりの中は
暖かい気持ちで溢れてた
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こうだったらいいなって
思えば思う程に
こうじゃないから
不幸なのかな?って
思えてきちゃう気がする
割り切って考えろと
誰かには言われたけど
僕らが生きる世界は
数字よりはるかに多い
割り切れないもので
満たされているんだろう