君のことを待つ夢を見ました雪が降りそうな昼下がりの天気でした夢から覚めた僕は届くはずもない大空にまっすぐ手を伸ばしていた暖かいこの街ではめったに降らない雪を両手に掴みたかった届かないとわかっていても僕は冷え切った両手を伸ばさずにはいられない遠い遠い願いも叶うことがあるんだね本当に嬉しくて仕方ない僕が一目惚れした君は高い空から舞い降りた手のひらに乗せた白い白い雪の華・・・
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