尽くすのと
　尽くされるの

どちらがより幸せ??

久し振りに出会った君
君は相変わらずで
僕の心を奪っていく
君の声 君の姿 君の匂い
すべてが僕を包んでく

僕も相変わらずで
君への思いを隠してる
伝えたいけど伝えられない
伝えてしまうと君は困ってしまう
君を困らせたい訳じゃあない
君には笑っていて欲しい

だから僕は行く 遠くへと
君が笑っていられるように
そして願う
――――君の幸福を―――――

今僕は此処に居る??
生きているかどうかさえ
分からなくなるこの町
息が詰まりそうで
死にそうなのに
死ぬことはない

ずっと僕は暗闇を歩いてる
誰にも気づかれず
誰にも会わず
誰にも自分を見せない

僕は今本当に存在するのだろうか
自らの存在さえ危ういこの世界
僕は生きている

ただただ自分を隠して…

懐かしいあの思い出
今はもう帰らない…

笑って、泣いて、怒って、
そしてまた笑う
そんなあなたの笑顔が見たいから
今日も僕は君の許へ行く

君の笑顔は僕のビタミン
どんなに辛いことがあっても
どんなに悲しいことがあっても
君と居たらそんなこと吹っ飛んでしまう

だから笑っていて??
どうか笑顔でいて??
君は君でいて??
そんな君に
今日も僕は癒されたいから

暗闇の蝶
ヒラヒラと舞い降りる
まるで黄泉への道案内でも
するかのように

綺麗でいて儚くて
悲しく切ない
そして痛感させてくれる
僕に限りがあること

そして
それはもうすぐやってくる
闇夜の蝶が現れたことが
その証
きっと僕は生きられない

逝きたかった時に逝けなくて
生きたい時にやってくる
なんて残酷なんだろう

あぁもう迎えが来たみたいだ
綺麗で儚く残酷な
闇夜の蝶

それは黄泉への案内人

愛する人
愛される人
愛される物
愛される自然
愛される動物
愛溢れる世界
あぁ世界はこんなにも美しい

電話が鳴る
ビクビク怯えている私
明日が怖い
今を生きていることが怖い
ずっと眠っていたい
そんな事を考えながらも
電話を取る私
あぁ今日もまた眠れない

――――枷――――
生きていく上で必要な事
そして自由を奪うもの

人は枷が無いと生きていけない
そのくせ自由を望む

自分勝手で傲慢で…
すぐに自分一人で
生きているような顔をする

僕はそんな人間が嫌い
でもそれ以上に
自分が嫌い

だから僕は閉じ込める
自らを…
人であって人でない者にする為に