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☆侑紀★の部屋


[8] 誓い
詩人:☆侑紀★ [投票][得票][編集]

暑い夏の海
地平線に沈んでいく
太陽を僕は
見つめていた
孤独と戦いながら
心の傷を抱えて。。
病んでいく僕の傍に
君は来た
人を疑う事も知らず
ただ輝きに身をおいていた
君は僕を見てこう言ったんだ
海好きなんですか???
夕日綺麗ですねって
その瞬間僕は救われたんだと思う
孤独と戦い続け
傷だらけになっていた僕に
初めて現れた救いの手だった
これが君じゃなかったら
きっと救われていなかった
だろうと僕は思う
君はまぶしいほど
輝いていて白くて
綺麗で今時珍しいほど
無垢な子だった
だからこそ僕は君の手をとった
君は笑顔で応じてくれた
そして僕の傷を癒してくれた
何日も何ヶ月も何年も。。
君といたあの日は忘れない
今君は天国に旅立ってしまったけど
君は僕に輝きを与えてくれた
それを僕は忘れない
人が世界が君を忘れても
僕は決して忘れないよ
―――――今ここに僕は誓う―――――――

2006/07/11 (Tue)

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