詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
初めて逢ったときのこと
今も覚えてる
でもいつからドキドキしだしたのかな?
いつから想い始めたのかな?
それは覚えてないな
恋心のはじまりなんて
そんなに覚えてないよね
いつの間にかはじまるんだよね
きっと
そうなんだよね
そんなときが
みんなにみんなに来ますように
だって春だもん
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想いを伝える
とっても勇気がいるよね
言葉にすれば短いけど
その言葉を伝えるまでは長いよね
そして伝えてからもきっと長いよね
いろいろ考えちゃうよね
でも勇気をもって
頑張って
その想いが
その言葉が
きっと幸せにつながると祈ってる
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
雨が降ると想い出す
雨に打たれても打たれても
消えぬ消せぬこの想い
流れぬ流せぬこの想い
夜景が
海が
想いの積もった情景が流れてはまた流れる
雨が全てをいつか流してくれると信じて
今日もまた雨に打たれる
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
ラジオから流れる歌
聞き覚えのある歌
想い出される風景
想い出される薫
想い出される温もり
想い出されるあの人
想い出すから
ずっと聴かずにいた歌
避けてた歌
そんな歌を
ラジオは残酷にも
容赦なく流す
歌も
残酷にも容赦なく
あの頃を
想い出させる
かなり切なく
かなり寂しい
そんな気持ちにさせる
夕方のラジオから流れる歌
そんなラジオを
切れない
切りたくない
ラジオの魔力に取り込まれ
陽が暮れてく
そんな休日
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
訳は聞かなかった
訳は聞けなかった
ただ「さよなら」だけが
そこに響いていた
訳なんてどうでもよかった
その「さよなら」が
とてもとても遠くから聞こえて
現実だって思えなかったんだ
だから
訳なんて聞いても仕方ないじゃない
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
何年も前の記憶が
少しずつ色褪せていく
忘れたくない
何もかも
あのときを
ずっとずっと
忘れたくない
でも
もうあのときから
千日以上の日を刻んでいる
もうあのときから
あの場所やあなたや
そしてわたしも
変わってしまった
そして忘れたくない記憶も
色褪せ
少しずつ忘れていってしまってる
忘れたくないのに
記憶から薄れてく
でも
あなたのことだけは
心が記憶してる
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
「とき」が解決してくれるよ
そんな陳腐な言の葉が
心をえぐる
腕に付けた傷跡
「とき」はなにもしてくれない
あなたと離れてから
「とき」は日々の想いを心に想く積み上げるだけ
「とき」が解決してくれるよ
なにを?
その問いにも
「とき」はなにも答えてくれない