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白木蓮の部屋  〜 新着順表示 〜


[22] 花冷え
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桜の花が

寒いよー

寒いよー

って雨に打たれてる

隠れるみたいに

雨をよけるみたいに

蕾の中に隠れてる

「暖かくなったら出てくるんだよ」

2010/04/02 (Fri)

[20] はじまり
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初めて逢ったときのこと

今も覚えてる

でもいつからドキドキしだしたのかな?

いつから想い始めたのかな?

それは覚えてないな

恋心のはじまりなんて

そんなに覚えてないよね

いつの間にかはじまるんだよね

きっと

そうなんだよね

そんなときが

みんなにみんなに来ますように

だって春だもん

2010/03/03 (Wed)

[18] 告白
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想いを伝える

とっても勇気がいるよね

言葉にすれば短いけど

その言葉を伝えるまでは長いよね

そして伝えてからもきっと長いよね

いろいろ考えちゃうよね

でも勇気をもって

頑張って

その想いが

その言葉が

きっと幸せにつながると祈ってる

2010/02/10 (Wed)

[17] 雨の日
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雨が降ると想い出す

雨に打たれても打たれても

消えぬ消せぬこの想い

流れぬ流せぬこの想い

夜景が

海が

想いの積もった情景が流れてはまた流れる

雨が全てをいつか流してくれると信じて

今日もまた雨に打たれる

2010/04/20 (Tue)

[15] どっち
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幸せって
人を想えることだと
そう感じるんだ

だけど
想う人に
もう想いが届かないって
分かってるとき

その想いは
幸せなのかな?
不幸なのかな?

2009/12/08 (Tue)

[14] ラジオ
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ラジオから流れる歌
聞き覚えのある歌

想い出される風景
想い出される薫
想い出される温もり
想い出されるあの人

想い出すから
ずっと聴かずにいた歌
避けてた歌

そんな歌を
ラジオは残酷にも
容赦なく流す

歌も
残酷にも容赦なく
あの頃を
想い出させる

かなり切なく
かなり寂しい
そんな気持ちにさせる
夕方のラジオから流れる歌

そんなラジオを
切れない
切りたくない
ラジオの魔力に取り込まれ
陽が暮れてく
そんな休日

2009/12/06 (Sun)

[13] もみじ
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秋晴れの陽のした
紅葉が散った小径
真っ赤な小径
そんな小径を歩く恋人たち
まるで結婚式のよう
お幸せに って
小さく呟いた

2009/12/04 (Fri)

[11] わけ
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訳は聞かなかった

訳は聞けなかった

ただ「さよなら」だけが

そこに響いていた

訳なんてどうでもよかった

その「さよなら」が

とてもとても遠くから聞こえて

現実だって思えなかったんだ

だから

訳なんて聞いても仕方ないじゃない

2009/12/06 (Sun)

[10] きおく
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何年も前の記憶が

少しずつ色褪せていく

忘れたくない

何もかも

あのときを

ずっとずっと

忘れたくない

でも

もうあのときから

千日以上の日を刻んでいる

もうあのときから

あの場所やあなたや

そしてわたしも

変わってしまった

そして忘れたくない記憶も

色褪せ

少しずつ忘れていってしまってる

忘れたくないのに

記憶から薄れてく

でも

あなたのことだけは

心が記憶してる

2009/11/08 (Sun)

[9] とき
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「とき」が解決してくれるよ
そんな陳腐な言の葉が
心をえぐる

腕に付けた傷跡
「とき」はなにもしてくれない

あなたと離れてから
「とき」は日々の想いを心に想く積み上げるだけ

「とき」が解決してくれるよ
なにを?

その問いにも
「とき」はなにも答えてくれない

2009/11/02 (Mon)
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