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此処子の部屋


[19] キモチの大きさ
詩人:此処子 [投票][編集]

貴方の夢を見て

自分の中で作り出した貴方の虚像に愛を囁く

虚像はただ優しく微笑み「愛してる」とコトバをくれはしない。

それは気持ちまで虚像の様に操れないから

分かってる私は瞳の中に存在しない

周りには綺麗な宝石達が貴方を見つめている

私はただの石…ダイヤの原石から削り取られて捨てられた

静かにじっとしているだけの石、踏まれても何も言わずに

どうしたらあの子達のように綺麗になれるの?


小さくなるまで磨いたら皆のように輝けるよね

小さくなっても風に乗って貴方を遠くから

遠くから見ています

2004/12/28 (Tue)

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