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『孤人』の部屋


[2] 月のかけら
詩人:『孤人』 [投票][得票][編集]


ある月の砕けた日に
散歩していた ぼくは
光る石みたいなものを
拾った

この石は
きっとつきのかけらだ
と ぼくはおもいました
ぼくはその石を
たからものにしました

そして ぼくはその石を
夜な夜なみては
楽しんでいました

そんな ぼくも年をとり
その石の事など
すっかり忘れてしまいました

でも その石はいつまでも机のなかでかがやいています


月は今日もみえない

2011/01/10 (Mon)

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