ホーム > 詩人の部屋 > #聖の部屋 > 投稿順表示

#聖の部屋  〜 投稿順表示 〜


[113] 刺さった刃
詩人:#聖 [投票][編集]

失うことを得て
得ることを失い
辛うじて息を吸う

わかるのが怖い
並べる嘘
少し眼を開けば
また胸が痛む
もう胸に刺さってる

誰も気づかない

あの日から止まらないのは
赤い

2012/08/16 (Thu)

[114] 言刃
詩人:#聖 [投票][編集]

人は言葉で
こんなにも揺れること

傷だらけの私を見ても
貴方に理解できるはずもないよね

2012/08/20 (Mon)

[116] 感覚
詩人:#聖 [投票][編集]

思い出そうと

暗闇の中をまさぐる度に
感覚をまたひとつ
またひとつ

思い出せないんだ

何が掴めてないっていうんだ?
何を止めれないっていうんだ?
何が零れているっていうんだ?
何を放したっていうんだ?

この手が

何故?


kikaku2012手

2012/09/12 (Wed)

[117] 
詩人:#聖 [投票][編集]

終わる 夏のように

離れる 風のように
触れる 雨のように
泣く 犬のように
惑わす 猫のように
傷つける 蔦のように
落ちる 太陽のように
落ちる 目を閉じるように
抱く 月のように

始まる いつもの日々が


kikaku2012落下?

2012/09/17 (Mon)

[118] 太陽への行進
詩人:#聖 [投票][編集]

歩幅を揃えて進め
我らの道はただひとつ

喉が掠れ
肌が焼かれ
眼が潰されようと

歩幅を揃えて進め
我らの道はただひとつ

響け響け号令
刻め刻め足跡

我らの希望は
人の手が届くことはない
あの灼熱の中で
ひたすら待ち焦がれている


kikaku2012太陽

2012/09/17 (Mon)

[119] 気づかなかった
詩人:#聖 [投票][編集]


生きたいなんていつから
死にたいなんていつから

僕の脳髄にぶつかっていたの?


kikaku2012事故

2012/09/22 (Sat)

[120] 目を閉じる前に
詩人:#聖 [投票][編集]

目を閉じたら
もう二度と開けれない

わかっていて
最後に
視界に焼き付ける

気づいてないだろう?

君はやはり
眩しかったよ

だから
だけど
さよなら



kikaku2012太陽

2012/09/27 (Thu)

[121] 僕と君との気まずい空気の理由 その九
詩人:#聖 [投票][編集]

易きに殺され
易きに泣き
易きに笑う

なんと、高いことか

2012/09/28 (Fri)

[122] 僕という詩人
詩人:#聖 [投票][編集]

謳わなければ弱く
謳ってしまうほど強く

脆い言葉に
しがみつく

しがみついていなければ
誰かを
誰かを

あやめてしまいそうで

2012/10/05 (Fri)

[123] 夕暮れの帰り道
詩人:#聖 [投票][編集]

歌うのは聞いてほしいだけだからさ
そんなこと忘れた今日にさよなら
振った手の隙間から
夕焼けが揺れてる

ほら
まだ
まだ
揺れてるよ

泣いてなんていないさ
笑っているはずなんだ
あの楽しかった日々にも
この寂しさ過る日々にも

ほら
まだ
まだ
輝いてるよ

泣いてなんていないさ
笑っているはずなんだ
笑っているはずなんだ
笑っていたはずなんだ


2012/10/24 (Wed)
152件中 (111-120) [ << 11 12 13 14 15 16
- 詩人の部屋 -