詩人:#聖 | [投票][編集] |
普通なんて枠組み
勝手にして
異常だと僕を貶す
普通の輪が
ぐるぐる
僕を殺しにやって来る
やはり僕はおかしいのか
やはり僕は違うのか
やはり僕は狂っているのか
それすらも羨ましい
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嫌になる
流れていく
全て溶けて蜃気楼
さよなら貴方
掠れた声
届かずに
誰も忘れて蜃気楼
ばいばい明日
もうここには
何もない
どこにもない
誰もいない
腐っていく体を見て思う
枯れる涙なら
はじめから流さない
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人に後ろ指をさされ
笑うに笑われて
死んでやろうか
そう思ったよ
でも
俺はそもそも生きてることすら認めてはいない
ああ
こんなはずじゃなかった
違うんだ
なにも感じないのに
生きているなんて思いたくはない
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なんて言葉に身を隠して
濁した言葉は
やっぱり濁ってる
どいつもこいつも
濁ってるんだ
言質を隠して
ばいばい
私には
お前が言葉をつかえる卑しさにしかみえないんだ
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ああそうさ
間違っちゃいない
僕はおかしいのさ
毒を食らい
虫を笑い
人を妬む
ああだけど
生きる道くらい
自分で決めてぇなぁ
ほら
まだ嫌いだって
言えるだろ?
首を締め付ける僕に
誰かが呼ぶ声が聞こえた
気のせいか
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あの人に似た
それを組み合わせて
どうにかあの人にならないかと
願うのだけど
欠片さえも生まれないね
街の景色がまどろんで
忘れそうにすらなるんだ
全てが嘘のこの世界で
呼吸するには
縋りついていたいのだけど
憎まなきゃ
憎まなきゃ
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誰も気づかないんだろうなと思う
ああ
僕は
ここにいるのに
ほら
見て
夜が明るくなってく
綺麗だなあ
ほら
見て
僕が溶けてく
後悔ばかりさ
間違いばかりさ
正しさなんて
はじめから捨ててた
ああ
溶けてく
体も
意識も
そっと
そっと
なあ
気づいてるかい?
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あんたの価値観を
刃にして
あんなところやこんなところに
ぐさり
ぐしゃり
それで
楽しい?ってきくなんて
狂ってる
僕の価値観を
針金みたいに
あんなとおくやあんなとおくに
投げて
投げて
それで
大きくなれ、だなんて
はぁ?
甘やされて
与えられた刀を
使うだけ使うあんたが
大きい?
はぁ?
さよなら
あんたに思うことなんて
なにもないよ
だって
あんたも
僕を
壊したんだ
さよなら人間
死んじゃったほうが生きてるのかもしれない
あ、あ、あ、
初めから僕なんていなかった