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#聖の部屋  〜 新着順表示 〜


[32] 
詩人:#聖 [投票][編集]

広くなった街に
少し絶望した

まだ脳内に響きます

目を閉じて背くことは簡単だと
あなたは言うけれど

目を閉じたって
あなたからは背けないんだ

2010/01/31 (Sun)

[31] てるてるぼうず
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全てが
やんでしまえばいい

騒音と同類の言語だとか
無視と同類の態度
感度だけ自覚します
立ち尽くすだけ
朧気

煩い
全てが
先生 頭痛薬を下さい
できれば激しめの

全てがやむように
全てにやまないように

2010/01/31 (Sun)

[30] わがまま
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五月蝿いと言うので
黙っていたら
口を開けと言い

さよならと言うので
背を向けたら
乱暴に掴まれて

好きと言われたいから
すれ違ったら
醜く立ち尽くして

ひとりにしてと言えば
寂しくなる
どれだけわがままなんですか

僕らは

2010/01/29 (Fri)

[29] せなか
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少し空が広くなった
甘い匂いが無くなった
高揚感が無くなって
倦怠感が増えた

少しの本能
従うのに怯えるくらいが
青かったのかもしれないね

少し雲が淀んだ
心が理性を飲んだ
緊張感が無くなって
全てから
あなたを見失った

何も言わずに去るくらいなら
一層
思い切り罵倒してくれれば良かったのに

2010/01/17 (Sun)

[28] 赤い果実
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かじれば甘く
触れれば潤
あなたにどこまでも似つかない

気怠い嘘や
笑顔なんて常套句
無自覚で思わせぶり
ついでに振り回す

決してそんなことはしない
それの甘さだけを咀嚼
忘れたいはずを
ひたすら探る

酔っているうちに
知ってしまったんだ
何も変わらない
寧ろ一緒さ

想うことは甘いんだ
笑ってしまうほど甘いんだ

ふとまた
それを見つめる

あなたをどこまでも模した
熟れた赤

2010/01/09 (Sat)

[27] 09
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褪せることしか知らない
時間が残酷なだけ
置いてきぼり

いつか
きっと来てしまう
誰からも認識されない

日々

聞いてる
待ってる

呼吸を

止めて

明日が怖くて
あなたがいない空間に
まるで嫌われてるような

空虚

いつか来てしまう
きっと

息を
潜めて
心を
あやして

聞いてる
待ってる

待ってる

どうか
僕を
忘れないように
呼んでくれよ
呼んでくれよ

どうか
僕が
消えないように
叫んでくれよ
叫んでくれよ

2009/12/31 (Thu)

[26] 土曜日の夜
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湿った夜が好き

街が照らされる
寂しさと形にしたつもりの
歪んだ心も
一層のこと露になればいいのに

つまらないわけじゃない
だけど物足りない
それでいいわけがない
欲しいって叫んじゃいたい

今日も待ってる
あなたみたいに
意地悪な街灯の下で

渇いたあなたが淋しい

今日も待ってる
あなたみたいに意地悪な街灯の下で

あなたが来ない事実に
必死に背きながら

2009/12/24 (Thu)

[25] 
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見えない
聞こえない
辺りは白昼夢の
白と白と白と白

煩わしい視線や
理想ばかりの言語
掲げて喜んでる
そんな貴様らが
むしろ異端だ

協調
理想
そんなのは支配するための
謳い文句でしかない

五月蠅い空気や
自分勝手な倫理
掲げて喜んでる
そんな貴様らは
私の異端だ

協調
理想
そんなのは支配する
ための
謳い文句でしかない

崇拝
理解
そんなのは支配されるための
言い訳でしかない

2009/12/08 (Tue)

[24] 想々
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舞って
散って

届いて
届かないで

2009/11/16 (Mon)

[23] 欠落感
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いつからだろう
順応反応 吐き気隠し
黙々と
時間に隠れるようになったのは

いつからだろう
順応反応 吐き気覚えひそひそと
時間に疑問覚えたのは

いつからだろう
順応反応 吐き気欠けて

しくしくと
時間を疎んだのは

いつからだろう
順応反応 吐き気
ぐだくだと
時間に外されたのは

いつからだろう
順応反応 吐き気
静々と
あなたに重ねのは

2009/11/13 (Fri)
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