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#聖の部屋  〜 新着順表示 〜


[136] 僕と君との気まずい空気の理由 その11
詩人:#聖 [投票][編集]

嫌になる
流れていく
全て溶けて蜃気楼
さよなら貴方

掠れた声
届かずに
誰も忘れて蜃気楼
ばいばい明日

もうここには
何もない
どこにもない
誰もいない

腐っていく体を見て思う

枯れる涙なら
はじめから流さない

2013/05/25 (Sat)

[135] ふつうの輪
詩人:#聖 [投票][編集]

普通なんて枠組み
勝手にして
異常だと僕を貶す
普通の輪が
ぐるぐる
僕を殺しにやって来る

やはり僕はおかしいのか
やはり僕は違うのか
やはり僕は狂っているのか

それすらも羨ましい

2013/04/27 (Sat)

[134] 僕と君との気まずい空気の理由 その十
詩人:#聖 [投票][編集]

ああ
こうやって
ひとりで

泣いたり
悲しんだり

それすら
必要なんだ

邪魔をするな

2013/04/26 (Fri)

[133] 泥沼
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今度お前に会うことがあれば
その顔を泥沼に沈めてやりたい

その顔の汚れを拭っても
何度でも沈めてやりたい

自分の罪を忘れた時間
その何倍も
ぶくぶくと
溺れてなよ

それで満足するだろうと
問いかけてる今ですら
何故か泣いてる

2013/03/30 (Sat)

[131] 雑音
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昔買ったアナログのテレビが
ザーザーと雑音をたてている
もう使えないんだっけ
まだ使えるつもりでいたんだけどな

全ての言葉は
この身を突き刺すために

ほら
血だよ
涙なんかじゃねえぞ

甘えてるのさ
だから甘えるんじゃねえよ
俺の世界では
俺だけが正気なんだろう?

ほら
俺だけが
俺だけが

ああ
こんなにも
雑音が
うるさ



2013/03/19 (Tue)

[130] 生まれ変わる
詩人:#聖 [投票][編集]

さよなら、俺
もう俺は俺でなくなる

炎に溶ける中
次に眼が覚めたら
形を成した人だといい

なあ
俺は俺で、本当によかったのか?

2013/02/27 (Wed)

[129] 魔物
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この我慢がついに暴走して
この身を中から食い破り
出てきた醜い魔物も僕だとして
貴方は絶対に愛さないだろう

わかっているからこそ

肌は割れそうなほど白く
眼はその眼のみをみつめ
手は貴方のみを求め
口は常に肯定を囁く

そうして作った僕を
誰もがお前だという

僕の中に住む魔物が
いつ喉を食い破るのかと
いつこの身を壊すのかと
いつその身を壊すのかと

怖くて
怖くて
怖くて

月明かり
一筋の下
ひとりで耐えている

2013/01/19 (Sat)

[128] 歌う、歌う、歌う、
詩人:#聖 [投票][編集]

夜中の車の寝袋
ひとりぼっちで
言葉を歌う

光を
愛情を
友情を
幸せを

全てが本当になるように
歌う、歌う、歌う、

苦しみがなくなるように
歌う、歌う、歌う、


ひとつ幸せを見つけられるように
ひとつ苦しみを無くすことができるように

2013/01/15 (Tue)

[127] クリスマスの過ごし方(012)
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幸せがこんなにも溢れているから
幸せだって思おうか

花火もイルミーネーションも
ひとりだって綺麗さ

悲しくなるくらいに
悲しくなるくらいに
綺麗さ

華やかなネオン

全部本物さ

ああ
こんなにも
こんなにも

幸せが溢れている

溺れてもいいと思うほどに

2012/12/25 (Tue)

[126] 口を開いている人の形
詩人:#聖 [投票][編集]

痛くても苦しくても
笑って飲み込まなくては

吐いてしまえば
この身も廃棄されるだろう

笑顔だけの人なといない

ならば
人の形をした私、ひとつでも

ずっと笑っていなければ

2012/12/23 (Sun)
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