一歩踏み出すたびに人が紡ぐ幸せが足場を崩していくどうもあたしの中にある土はそれを受け入れたくないらしい違うか腐らせているのはあたしの嫉妬かそれはよかったねってたったそれだけ絞り出して後は何もないどうもあたしの中にある土はそれくらいでどろどろになるらしいそれはよかったねってたったそれだけで笑ってやるって後は何もないぼろぼろになって沼の上を見て思うよこのまま埋まってしまってもいいなとどうもあたしは幸せにはなれないらしい
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