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#聖の部屋


[44] ひとりのへや
詩人:#聖 [投票][編集]

叫んでも
叫んでも
枯れなくて

なんども
なんども
木霊する

いつになれば
あたしの中から
消えてくれる

いつになれば
あたしの中の
この痛みは

枯れない
痛みは

いつになれば
終わりが見えるんだろう

忘れそうな時に
ほら
また

苦しいんだ
胸のこのあたりが

悲しいんだ
胸のこのあたりが

泣けないんだ
ひとりでは

悲しいだけなんだ
悲しいだけなんだ

2010/08/21 (Sat)

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