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#聖の部屋


[8] よる
詩人:#聖 [投票][得票][編集]

規則的な寝息や
時折する寝返り
寄ればしかめられる
端正すら

これほどまでに
遠いのか

触れられない
白い心の奥
壊れてしまうのは僕のほう
戻れないのは
ただ広かった幼き日の朝

女性的な香りや
時折洩れる声
寄れば赤子のような
首筋さえ

これほどまでに
遠いのか

映らない
その瞳の中の僕
消えてしまうのは僕のほう
閉じられているのは
ただ望んだ一つの朝

遠いのは
あなたに求められる
たった一つの朝

2008/09/08 (Mon)

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