彷徨ったこの世叫びたい想を誰しもが黙する淡い声が木霊してきっとまたこの地で光に照らされ闇に流され光に抱かれ闇に呑まれ時は絶え間なく廻り辿り着いたこの世叫びたい想を誰しもが臆する淡い声が木霊してきっとまたこの地で闇に照らされ光に流され闇に抱かれ光に呑まれ時は絶え間なく廻り幾度もまた凍えてまた暖めあって幾度も淡い声が木霊して嗚呼
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