足の埋むぬかるみに立ち手の掴む宙で明日で精算できる今日までの人生を分かる意識に逆らう両の手が紅く青く手形をつけて命を削っていく今日が終わる頃には明日が来なくなっていることを祈って過ごした今までを思い出す感情と鼓動の加速良いことなんか無い、と良いことを探さない終わりかけの人生が終わる寸前独り思い詰めるしかない暗い部屋の中、選ばれた人生で自らを絶つ事を選ぶならば
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