詩人:c_b | [投票][編集] |
早足な人達を追い掛けて生きてきた
進む日足も急いでいるようで
好きだった赤い帽子も、向風で飛ばされてしまった
僕はいつも前だけを見て走っていた
振り向いたら転んでしまいそうで
好きだった赤い帽子は、雨に濡れて色褪せていた
肩を叩かれて僕は転んでしまった
空は青く、雲は白くて、其処には君が立っていた
明日見る景色が違っても
足跡が雨に消されても
その笑った顔が見たいから
君に逢いたいから。僕はこの道を歩いていく。
忘れていた街の景色も、笑顔の感触も思い出した
好きだった赤い帽子をかぶり、僕は再び走り出す
詩人:c_b | [投票][編集] |
自己意識が強く被害妄想が強い僕
調子の善い時は善い
君が連絡をくれず曖昧な態度を見せた場合
僕に好意が無いのだろうか、と嘆く
よって僕は僕を守ろうとする故、君に問い掛け、変化を求める
君は不思議に僕を見る
僕は憤慨こそしないが、あとで思う
あれこそ君の姿なのだろう
だからそんな眼をするのだね
君が君で無くなる
何て事を。
詩人:c_b | [投票][編集] |
見上げた空に星が一つ
僕だけを照らしてくれているよう
もしも一つだけ願いが叶うなら
お願い・・・もう一度だけ君に逢わせてよ
最初は、僕は只病気だった
君という抜け殻を見て僕も星になりたかった
最初で最後
冷たい口づけは氷の味がした
今は只夜空の海から君を探すだけ
ああ、もしかしたら僕は君自身に願いをかけているのか
本当はわかっている
今の君が僕に願っていること
走ること、そうだよね?
でも君が思うより僕はもっと眠いんだよ・・・
傷跡が深まるのが恐いから、もう少し空を見ています
大丈夫、きっと大丈夫
君を悲しませたくない
だけど、もう少し、君の夢を見させて下さい・・・
詩人:c_b | [投票][編集] |
例えばあなたは、自分で創りあげたものを自分で壊せるだろうか
壊せないだろう?
ところがそんな奴らがいる
ゲーセンのパンチングマシーンでもやっててくれ
「かたちあるもの」はいつか壊れるさ
だけどな・・・
それは壊れることを望んでいるからじゃないんだ
それを「仕付け」と呼ぶのなら
それで壊れないと信じているのなら
あんたらは只の鬼畜さ
ゲーセンのパンチングマシーンでもやっててくれ
あんたらは自分自身も壊れていくことを知っているのか?
本当に「かたちあるもの」の成長を願うのであれば感情を押し殺せ
憎いと思うな
可愛いから成長を願うのだろう?
あんたと愛する人が創りあげた結晶だろう?
殴る
蹴る
罵倒するetc
それで結晶がうなづいても
それは壊されるのが怖いからさ
その恐怖が後に、恐怖を生む
繋がっていくんだぞ
愛せ
話せ
抱け
諭せ
成長の方法は他にもあるのだから
詩人:c_b | [投票][編集] |
近頃、君の反応が小さくて
僕は夜が嫌いになってしまったよ
何で?僕は精一杯君が好きなのに
僕の勘違いかな。。。
僕の隣で君は男のコにうつつをぬかしてる
あてつけかい?
僕の見間違いだったら善いんだけど。。。
ねぇ、言って?ちゃんと言ってよ
君ありきの僕なんだから
遠くへ行ってしまうかもしれないよ?
君は精一杯、僕のことが好きなの?
愛しているの?
僕が心配症なだけ?
不安な夜は眠れない
まるでモルヒネみたいに
君が僕の麻薬みたいだ
ねぇ、言って?ちゃんと言って
君に似合うネックレス
僕の部屋で待っている
ねぇ、言ってよ。
詩人:c_b | [投票][編集] |
泣きながら
読んだ
君の手紙。
初めて手を繋いだとか、
初めてキスをしただとか
とにかく、
とにかく、いろいろなこと。。
泣きながら読んだ君の手紙。。。
君がどれほど僕を、
どれほど愛していたか。
今なら、解るよ。。
君の想い。
君の温もり。
そして。。。
僕の君への想いが。。。
詩人:c_b | [投票][編集] |
「間違いないよな!」
って、いつも自分に言い聞かせてる
そうしないと何も出来なくて
例えば君への想いとかね
頭の中で、呪文みたいに繰り返す
安心出来ないから
僕が真っ白になってしまっても、、、
君は傍に居てくれるかい?
抱きしめてくれるかい?
本当はわかってるよ
僕が死んでも、何も変わらない
そう、何も、、、
詩人:c_b | [投票][編集] |
夕暮れ時
空を仰いで
月が出たら
君のところへ行こう
もし神様が
いるのなら
やせ細ったこの道を
絶えず照らして下さい
泣き崩れている
君の肩を
僕が光と
共に叩くから
太陽は沈むけど
月は隠れるけど
神様はいないけど
君という光