詩人:c_b | [投票][編集] |
自己意識が強く被害妄想が強い僕
調子の善い時は善い
君が連絡をくれず曖昧な態度を見せた場合
僕に好意が無いのだろうか、と嘆く
よって僕は僕を守ろうとする故、君に問い掛け、変化を求める
君は不思議に僕を見る
僕は憤慨こそしないが、あとで思う
あれこそ君の姿なのだろう
だからそんな眼をするのだね
君が君で無くなる
何て事を。
詩人:c_b | [投票][編集] |
早足な人達を追い掛けて生きてきた
進む日足も急いでいるようで
好きだった赤い帽子も、向風で飛ばされてしまった
僕はいつも前だけを見て走っていた
振り向いたら転んでしまいそうで
好きだった赤い帽子は、雨に濡れて色褪せていた
肩を叩かれて僕は転んでしまった
空は青く、雲は白くて、其処には君が立っていた
明日見る景色が違っても
足跡が雨に消されても
その笑った顔が見たいから
君に逢いたいから。僕はこの道を歩いていく。
忘れていた街の景色も、笑顔の感触も思い出した
好きだった赤い帽子をかぶり、僕は再び走り出す