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Paradoxの部屋


[5] 其して、私は月になる。
詩人:Paradox [投票][編集]

深く淀む夜は底の方で暗く          気が付けば頬を伝う泪も 綺麗だと思ってました  ―トテモ悲シクテ    月ノ眺メ方ヲ探ス    同ジ光ニハ成レナイノ?             君の傍に居る事を望み  其の為の肩書きまで欲して          もう、戻れはしないと気付いている。      今夜も、君に見立てて月を見るのでしょう。               丸く光る夜の底は眩い  気が付くと水面に歪む影も           綺麗だと思っていました。           ―上手イ誤魔化シ方ヲ           探ル同ジ気持チニハ         ナレナイノ―?            君の声を訊くだけで   全て、満たされていく気がしていた       これ以上、失わない様に 両手で耳を塞いで                もう、戻れはしないと気付いていた…                  今夜も君に見立てて月を見るのでしょう。

2004/10/22 (Fri)

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