詩人:琴実 | [投票][編集] |
真っ暗な部屋
肌寒い空気
冷たい床に寝転ぶ私
独りじゃベッドは大き過ぎるから
寂しいから
使わない
貴方が帰るまで床で寝転び一人涙を流すけど
窓から見えた月が綺麗過ぎて涙が出ただけ
帰ってくる予定もない貴方を待ってるのが辛いわけじゃない
月が綺麗だった
それだけ
それだけ
辛くない
悲しくない
綺麗な月を一緒にみたいから、お願いだから早く帰ってきてね。
詩人:琴実 | [投票][編集] |
月が薄くなり
空が明るくなる
夜が明け始める
泣き寂る孤独も
涙を救う貴方を待つ孤独も
夜と共に明けてしまえば良いのに
この悲しい気持ちも月と共に褪めててしまえば良いのに
詩人:琴実 | [投票][編集] |
気がつけば
朝になっていた
きっと泣き疲れて眠ったんだろう
割とよく寝たな
泣いて、眠って、頭はなんだかスッキリしてる、体はちょっと怠いけど
心はまだまだドロドロです
きっと貴方が私の心にいるあいだ私の心がスッキリすることはない
太陽みたいな君に偽の月の私
きっといつか本物が現れる
きっといつか運命の人が現れて
太陽と共に去っていく
それはまだまだ先の話しかもしれないしすぐ近くに迫ってきてるかもしれない
幾ら望んでも私は貴方に似合う人にはなれない
幾ら望んでも私は月のようにはなれない。
詩人:琴実 | [投票][編集] |
自分の心が癒えないからって君を傷つけてしまった
ごめんね
お互いに疲れてるし頑張ってるのに
君の癒される術を否定した
『救いじゃない』
なんて言うべきじゃないって解ってたけど
君自身を傷つける癒され方は間違ってると思ったんだ
『血を見ると癒される』
なんて言わないで欲しいんだ
色んな事に耐えてる君だから傷つかないで欲しいと思うのに君は傷つき涙する
そんな君を見て私は傷つき涙する
苦しめあって友達ならそれもいいかもしれないけど
やっぱり、君が傷つくのは嫌なのです。
詩人:琴実 | [投票][編集] |
私は君が大切で
君は私を大切だと言ってくれた
哀しいって君が言うととても心配
だって傷ついてほしくないから
愛しいって君が言うとちょっと不安
だって君が私から離れてしまうのが嫌だから
哀しむ君を見て愛しむ最低な私と
愛しんで私を哀しませる純粋な君
カナカナしあって
哀しんで
愛しんで
カナしんで
辛いこともあるけれど
救いあっていきましょう
救いあい
救い哀
救い愛
支えあっていきましょう
支えあい
支え哀
支え愛
どうぞこれからもよろしく、ね。
詩人:琴実 | [投票][編集] |
*どうか離れないでいてください*
それだけを望んでいただけなのに
*私と同じになってください*
と望むようになった
*どうして同じじゃないの*
という気持ちは
*私が君にあわせれば*
という気持ちを生んだ
一方的な依存です
私は君が必要です
君に私は必要かい
君に頼られるとたまらなく嬉しくて
君が他を頼った話を聞くとたまらなく悲しくなる
君に頼られたいのです
私は君が一番です
君は誰が一番だい
もっと一緒が欲しいのです
もっと頼って欲しいのです
詩人:琴実 | [投票][編集] |
昨夜は月も星も雲も見えてたのに今日は雲しかみえません
昨日は色んな事でいっぱいだったのに今日は一つしかみえません
雲で覆われた空のように心が君でいっぱいです
今までも隠し事してたの?
今まで私たちなんだったの?
聞きたい事は沢山あるけど暗くて怖くて聞けなくて
どうしていいかわからない
君の心が知りたいよ
何でも話してほしいのに
君は心に貯めて血で発散
止んだと思ったら
こんどは他人に相談
もっと私を頼ってよ
「心配させたくない」なんて止めて
君は私の月だから
早く雲から出てきてよ
詩人:琴実 | [投票][編集] |
二ヵ月前から歩き始めた新しい道は私の道ではない。
そう思い始めた
できることなら引き返したい
さらに欲を言えば基礎まで引き返しじっくり考え直して歩きたい
そんなことできないって解ってるからいっそのこと逃げ出しちゃおうかな
でもまだ二ヵ月
二ヵ月しか歩いてないから
もう少し…もう少しだけ頑張ってみようかな
だってこの道を選んだ理由があったはずだもの
二ヵ月前には輝いていたはずの道だから
もう少し…もう少しだけ再び輝くのを待ってみようかな
詩人:琴実 | [投票][編集] |
ねぇ、いつ帰ってくるの?
ねぇ、いつ傍にいてくれるの?
え?
いや、寂しくなんてないよ
ただ問うてみただけ
ねぇ、いつ帰ってくるの?
ねぇ、いつ傍にいてくれるの?
そう問う心はいつも叫んでいる
寂しい
寂しい
恋しい
愛しい
…と
本当はいつも寂しいの
できることなら
もっと隣にいたいのです。
詩人:琴実 | [投票][編集] |
怖いけど
このメール送ります。
怖いけど
君には打ち明けたいから。
送信を押して
送信完了の文字
がたがた手が震えるけど
君を信じてるから送ります。
嫌われちゃうかな
不審がられるかな
もう会うこともなくなっちゃったらどうしよう
でも君は私を受け入れてくれるって信じてる
信じた先がどうなるかわからないけど
君は私と同じ痛みを知っているから
君は私を裏切らないって信じたい
どうか…見捨てられることのないように。