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琴実の部屋


[3] 偽月
詩人:琴実 [投票][編集]

気がつけば
朝になっていた


きっと泣き疲れて眠ったんだろう
割とよく寝たな

泣いて、眠って、頭はなんだかスッキリしてる、体はちょっと怠いけど

心はまだまだドロドロです


きっと貴方が私の心にいるあいだ私の心がスッキリすることはない


太陽みたいな君に偽の月の私

きっといつか本物が現れる
きっといつか運命の人が現れて
太陽と共に去っていく


それはまだまだ先の話しかもしれないしすぐ近くに迫ってきてるかもしれない


幾ら望んでも私は貴方に似合う人にはなれない
幾ら望んでも私は月のようにはなれない。

2005/05/15 (Sun)

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