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みなみんの部屋


[22] 素晴らしさ
詩人:みなみん [投票][得票][編集]

幸せの種を
家族のためにと
大きな網でとろうとしたら
種は網目をすり抜けていった

とりわけ特別な運命は感じなかったけど
重力に任せて落ちた種に水をやった
種は大きく育つのか、分からない

手で掬っても指の間をすり抜けていく
網でとっても網目をすり抜けていく
幸せは失われた方に見出しがちだけど

手のひらに残った
網にかかった、幸せの種を
大事に育てるのも、また
人間の素晴らしさだと思う

2019/01/04 (Fri)

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