ホーム > 詩人の部屋 > みなみんの部屋 > 神様のかくれんぼ

みなみんの部屋


[42] 神様のかくれんぼ
詩人:みなみん [投票][編集]


見つかったものは
神の資格を剥奪される
神は
決して見つかってはならないのだ
息を潜め
それでも威厳に満ち溢れ
人々の心の中で
輝き、尊ばれ
恐れられていなくてはならないのだ

しかし古代から現代まで
人間は世界の隅々まで
眼光を張り巡らせてきた
見つかった神々は
身ぐるみを剥がされて
徹底的に研究されて
その名を奪われていった
神でなくなったそれらは
いつしか人々の心にも居座らなくなった

神はなぜ神なのか
人々は常に問いただそうとする
何千年、何万年と時を重ねて
真理を追求し尽くそうとする
その眼差しに、眼光の鋭さに
神々は恐怖を覚えるのかもしれない
思わぬ盲点は
人間も自然の一部であるということだが

一方
ロマンスの神は
まだ見つかっていない

2019/01/21 (Mon)

前頁] [みなみんの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -