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みなみんの部屋


[99] 滲みりだす
詩人:みなみん [投票][編集]


私の頭のてっぺんに
糸が天までつるさって
神様からの5G
巻物人生さぁ、どうぞ

死神様が現れて
ハサミでチョキンとちょん切った
ひょっこり出ては、すぐ消える

圏外、脳内、期限切れ
残った電気は乱反射
体の内外滲みりだす









実はつむじにネジがある

右に回せば年寄りの
知識を得られ得をする
左に回せば爛漫な
子どもの閃き溢れ出す

実感するる低迷期
脳はホフクでゼンシンし
時の流れをシカトする

眠たくないのに眠くなる
食欲ないのに腹が減る
寒いと言っては服を脱ぎ
優しい嘘を墓場まで
それがお国のためなのさ

死神様は繁忙期
ハサミ切り切り、腱鞘炎
唯一切れない、へその緒は
譲れぬ、人の市民権

昨日の時間は多分多分
仕事の部類に入ってる
あの世に行っても仕事する

習った漢字は空を飛ぶ
近くに蔓延る親指が
平な画面にキスをする

明日は絶対嫌なこと
そんなヤなことを燃やすため
今の時間をケバくする

さぁ、蓄えを噛み締めて
皮肉いっぱい、生きてやれ

2019/10/30 (Wed)

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