詩人:大蛇 | [投票][編集] |
振り向かないと
知りながらも
私は貴方が大好きで
振り向かないと
知りながらも
この想い途絶えなくて
苦しいです
すごく
哀しいです
とても
でも
この想い途絶える事等知らないだろう。
詩人:大蛇 | [投票][編集] |
例えるなら
海の海草みたいに
例えたなら
空の雲みたいに
例えれば
海の海月のように
海中を漂っていたい
街に立ち尽くしていたい
何もかも忘れて
桜の花風に唄われて
そっと
そっと
散り舞うように消えてゆく
あたしと彼方
その間にある関係も
漂って散り舞うように消えていく。
それでいい
その想い全て胸に閉まって
鍵かけるから。
あたしと彼方
すれ違い振り返るのは
あたしだけ。
詩人:大蛇 | [投票][編集] |
寂しいとか
孤独だとか
不幸だと
泣き叫ぶのは
楽しいとか
安心とか
幸せを知ってるから
愛を知らないと
嘆く人は
愛を知ってるから。
あの日見た戦争ばかりの絵を描く幼い少女は笑う事等しなかった。
笑う事を知らないから
あの日見た銃を構えた左脚のない幼い少年は泣く事等しなかった。
泣く事を知らないから
右から左へ行くように
上から下へ行くように
相変わらず地球は回っていて
我が侭言うあたしは此処に立っている。
詩人:大蛇 | [投票][編集] |
暗い部屋。
独りで考えたって
答えなんて出ないさ
馬鹿みたいに泣き叫べたら
どんなに楽なんだろう
哀しみは右へ
苦しみは左へ
あたしにはこんな感情二つも抱えれないから
静かにゆっくり流してしまおう
涙と共に。
少しづつ。
我が侭言えば
君があたしに笑いかけてくれたら
詩人:大蛇 | [投票][編集] |
口内の唾液が砂のように苦いのは
泣きすぎて
体に水分を与えてないから。
頭の中が歪むように痛いのは
暴言ばかり聞いて
抵抗もせずに全てを受け止めたから。