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大蛇の部屋


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詩人:大蛇 [投票][編集]

チカチカ光る真っ暗な部屋を汚して
昨日あった事を繰り返す
歪んだ空が太陽を隠し
見下げると五体不満足の人形が笑いかけた



この傷だらけの腕さえなければ

私は少しはちゃんと笑って生きれたかもしれない


私がもっと普通なら

死をこんなに美化しなかったよ



腕は暴れて自分自身を傷つけた
ポッカリと空いた記憶。
昨日の事が思い出せないでいる

埋めるように…


大丈夫。



まだ歩き足りない

まだまだダメだ


この腕だってすぐ癒えるよ。

血に癒しを求めてはいけないよ


私がもっと普通なら

なんて考えない事にしたよ



どんな言葉を並べて
他のモノに癒しを求めたって

助けを求めたって

結局は自分次第なんて事。

今更気づいたよ

2005/09/09 (Fri)

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