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大蛇の部屋


[117] 残り香。
詩人:大蛇 [投票][得票][編集]

騒ぎ声の絶えない夜。

ふざけ合った貴方の横顔に少し微笑んだ

そこらへんに
転がるのは
グシャグシャに
なった布団に
空になった煙草のケース。
灰皿には無数の吸殻。

朝はには貴方の

おはよう

と笑顔。

その先に待つのは

貴方が帰ってしまう寂しさと

あたしが大好きな貴方の残り香。


2005/10/30 (Sun)

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