サラサラと時を運ぶ腐り歪みかけた過去に未だに苦痛を虐げられる日々どうしたらいい?返ってくる言葉などあるわけないのに自問自答の繰り返し腹を這上がる虫達が一斉に口から出ていくのをただ泣きながら水に流れて逝くのをみた。苦しいなんて言わない苦しいなんて言えない当たり前のように自分が血生臭く腐っていく姿を毎日見送り何事もないように笑うんだ。おろしたての剃刀を手首に当てつけた今日の午後。その時、沈んで消えて逝く砂時計をひっくり返した。
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