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大蛇の部屋


[149] Yuki
詩人:大蛇 [投票][編集]

降り頻る雨とか、

伝染したように左の腕の

平行線は増えて行った。

力強く腕に

『K』と掘って

涙を流して

煙草を口にした。

虚ろな目を左右揺らして

しがみつく

力弱く

それを直視できたあたし。

冷ややかになった体は痩せて、見る影もなく。

あの時笑顔等見れないかも知れないと

胸を疑った。

2006/04/05 (Wed)

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