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大蛇の部屋


[31] 日々
詩人:大蛇 [投票][編集]

無機質な冷たいコンクリートの上で身体を押し付けた


紅い紅い薔薇の花が散るように


私の身体も真っ赤に染めあげた液体



切っても切っても忘れない記憶。
手首に針金を差し込んだ今。


痛くないと言い聞かせる瞬間。心臓が波打って



どうして血は真っ赤で肉を切ると痛いんだろうと、考えた日々。

2005/03/25 (Fri)

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