詩人:あおいろ | [投票][編集] |
月灯りの下
ふと君のことを思い出した
あれからしばらくたつけど
君は元気にしているかなぁ
僕はもう大丈夫だから
お願いです、月よ
彼女をずっと照らしてあげてくれないか
彼女が暗闇に閉ざされた時に
あなたの光で守ってやって欲しいんだ
月は願いを叶えてくれないと知りつつも
僕はこれからも月に願い続ける
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暗い裏路地をゆっくりと歩く
今日君が何を話すかを
僕はもう知っていて
足がすごく重たく感じて
ホントは行きたくなくて
そう思いながらも
ゆっくりと一歩ずつ歩いて行った
いつもの公園に着くと
君は俯いて待っていて
震えながら話す君が
とても悲しそうに見えたんだ
月灯りの下
僕らは別々の道を歩き出した
去っていく君を
ただ見ている事しか出来ない僕
後悔が押し寄せて来たんだ
お願いです、月よ
僕を照らしてくれないか
僕は道に迷ってしまったから
僕の進むべき道を照らして欲しいんだ
僕の願いから逃げるように
月は厚い雲に隠れていった
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細い裏路地を早足で歩く
街灯は無いけれど
月に照らされたこの道は明るく感じるよ
「君はもう待っているのかなぁ?」
「今日は何を話そうかなぁ?」
なんて考えてたら自然と笑みがこぼれてくる
いつもの公園に着くと
君はもう待っていて
遅れた僕に冗談っぽく怒る君が
とても可愛く見えたんだ
月灯りの下
僕らはベンチに座ってキスをした
少し照れる君と
照れ隠しにふざける僕
とても幸せに感じていたんだ
お願いです、月よ
僕らをずっと照らしてくれないか
あなたが照らしてくれるなら
僕らはずっとこうしていられる気がするんだ
僕の願いを聞いてくれたのか
月は僕らを優しく見守っていた
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人は嘘をつく
友達に
恋人に
でもそれは悪いことじゃない
ただ少し不器用なだけ
でもその嘘で人を傷つけてはいけないよ
友達を
恋人を
傷つける嘘はつかないでいてね
人は嘘をつく
自分自身に
今そこにある現実に
でもそれは間違ったことじゃない
ただ少し自信がないだけ
でもその嘘で見失ってはいけないよ
自分自身を
現実を
見失う嘘はつかないでいてね
人は嘘をつく
僕達はそうやって生きていく
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君が好き…。
この気持ちは今でも変わらなくて僕を苦しめる。
少し前なら君のことを考えるだけで何だか嬉しい気持ちになっていたのに今はただ悲しいだけ。
僕の好きだったあの笑顔も今は他の誰かに見せてるんだろうな…なんて、そんなことを考えてまた胸が苦しくなる。
きっと僕はもう君に対して心から笑うことができないと思うんだ。
でも君に嘘の笑顔なんてしたくないから淋しいけれど君にはもう会わないね。
ありがとう…。
君に出逢って恋を知って恋をする喜びや苦しみを知りました。
君の心や笑顔に何度も支えられました。
本当にありがとう。
そしてさようなら…。
大好きだった君の笑顔。いつでも僕に安らぎをくれた君。
さようなら…。
いつか僕の中の君への想いが消えたならその時はまた笑って会いましょう。