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グランギニョルの部屋


[14] 不自由
詩人:グランギニョル [投票][得票][編集]

頭があれば考えることができる
切り捨てられた手足がバタバタと動く
床一面に敷かれた新聞紙
不自由の極みが此処に在る
何も出来ずにただ放心するしかない
頭があるのに考えることすらしない自分は
生きる価値があるのでしょうか
これが生きていると言えるのでしょうか
そんなことすら考えない
ただ放心しているしかない
頭があれば考えることができる
切り捨てられた手足がバタバタと動く

2005/09/02 (Fri)

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