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地獄椅子の部屋


[6] 黒色クレヨン
詩人:地獄椅子 [投票][編集]

商業主義に呑まれてロックなんてもう、ナイフじゃなくなったのさ。
退屈十番街。凍り付く世界。ノイズが足りなくて、必死に探した。9mmの傷と4滴の涙を、クリーム色した砂に埋めた。もう白いスニーカーは買わない。増歪する笑顔しか俺には似合わないから。電波障害が常に脳波を左右する。ソフィスティケートされたトータルコーディネイト。奴隷的屈辱。安いコンドームは無いですか。娼婦が孤独を売るのです。赤子がドラッグに溺れるのです。老婆が猫の脚を切断するのです。浮浪者が食物を奪い合うのです。障害者がプルトニウムを隠蔽するのです。黒いクレヨンだけ減り続ける、胃潰瘍患者。




臆病なだけだった。



2005/12/18 (Sun)

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