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乙の部屋


[12] 夢、置き去り
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夢に両脚が生えてさ、すたこらさっさと逃げていったんだ。

「叶わない夢を見ていても無駄ダヨーだ」

、──と言ったかどうかは知らないが、走り去ってゆく夢の背中を見て、御主人様たちは大人しく座ってた。



誰も彼も、間抜けな面しやがって!
どれもこれも、飾られ方ばかり気にしやがって!

2004/04/20 (Tue)

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