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乙の部屋


[3] 欲望という名
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馬鹿らしい迄に依存して、
結局、最後に残った結末は此れだ。

嗚呼、情けない!

其の仏頂面、彼の人に見せたことなんて無いだろう?
有るのは、今見れば醜いだけの、特別な笑顔!
鏡を見ろよ、醜いのは不幸のせいだなんて、
思っちゃあいけない。思い知れ!


微かに刺激する含みのあるキスに酔って
(少なくとも酔ったフリをして)、
抱き合うのは駆け引き
(少なくともアンタはスリルがあると思ってた)
のお決まりですか。

駄目ね。そんなのじゃあ、わたしは満足出来ない!


さあ早く、其の仏頂面を書き直せ!
わたしを弔って呉れ、永遠の主人よ!

2004/04/19 (Mon)

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