深い深いその愛に

溺れていく自分がいる



叶わない恋なのは

明らかなはずなのに

時がたてばたつほど

息もできないくらい

胸は苦しく

静かに溺れていく

クリスマスが近い

周りはカップルだらけで

あの子も好きな人に

手編みのマフラー



そんな夜に

誰でもいいから側にいてくれ

誰でもいいから過ごそう

そう思った僕は

最低だ

イルミネーションが

恋人たちを優しく抱く夜

君は

どこで

だれと

この日を祝っているの？



僕はただ寒空に

君の笑顔が消えないようにと

サンタさんにお願いする

いまはまだ

理想の魅力を追っている

あんな性格で…

こんな顔で…



でも



いつかきっと

理想を越えた思いと巡り合う

理想とは違う

「愛」という思いと

一日の終わり

自然と

あなたを考えている僕がいる

毎日の僕の癖



これはもう恋なのでしょうか？

優しい君は

僕の物語を１ページずつ

一緒に歩んでくれる

どんなに道に迷っても

ここだよ

ここにいるよ

そう言って気付かせてくれる



いつも側にいる

大切な存在

探している

あてもなく走って

いつかの君を



でも

会えたら

泣いてしまうだろうな

過ぎた過去を振り返る

それが僕らの悪い癖

それでもまた後悔するのは

未来をその上に育てるため

君の愛を

受け止められなかったのは

僕だった


君の愛から

逃れるために傷つけたのも

僕だった


君の愛に

今になって気づいたのも

僕だった

この広い世界の中で

たった１人だけ

愛すべき人を決めることが

こんなにも苦しく

人を弱くさせるなんて…