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ぽぽんたの部屋


[1] 冬のひまわり
詩人:ぽぽんた [投票][得票][編集]


少し暖かな陽射しを受け
僕は歩み始めた

あの時と同じジャケット
大きさは
あまり変わっていない

ただ
前とは少しだけ
ぬくもりが足りないようだ



そう



あの時のように
冬のひまわりが
隣りで背比べをしていないから

寒さに負けないよう
心が折れないよう
ただ耐えるだけの
強がりなひまわり

僕と君の
思い出のベンチ
太陽が笑顔を振り撒いているのに
なぜか隣りに渦巻く風

乾いた寂しさ

君は風になってしまったの?

2006/12/03 (Sun)

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