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ぽぽんたの部屋


[11] 七夕花火
詩人:ぽぽんた [投票][編集]


見上げた空は
あいにくの曇り空
織姫と彦星は会えただろうか

笹がなびく
手を伸ばしてみた
光は遠く揺れている

願うのは簡単だと
星も言う

叶えようとすること
それが大切だと
聞こえた

風が少しえばって
線香花火もすぐ落ちる

何かもどかしい気持ちと
切ない痛みが
胸を満たした

池のほとりに響くのは
懐かしい友の声と
かえるの歌声

あなたの声は
大きな打ち上げ花火に
かき消されているのかもしれない


2007/07/07 (Sat)

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