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狂緋狼の部屋


[4] 謝罪
詩人:狂緋狼 [投票][得票][編集]

俺には心がない

その為に悲しませてしまった人も居る

すいません
ありがとうを

何千
何万と繰り返し

裏で舌を出す事なくだ

俺を愛してくれた人たちにだ

その為には
常識や概念

心で見えるモノや
形あるモノ全てを見通す

額縁を外す事が出来て
また心があってのことだよ

何時か心が戻り

その時に話そうと思ったが良心ってのが戻ったから

本音で来たからには
本音で返そうと思う

申し訳なかったと…

本来、俺は表に出ない

申し訳ないし

でも本当に俺を知りたければ手を汚せ

何故、俺が東京まで

年末年始に行ったと
思う?

こんな俺でも
良いと言ってた人もいたからだ

それと俺は誰が俺の心を持ってるかあらかた見当はついてる

でもどういう経緯で
俺の心を手にいれたかは知らない

それは死の運命を変えて
くれた

人の生き死には

自分と他人が決めるモノ

あの時
あの場所で

苦境に立たされた事を

自分がしてしまった

申し訳なかったと思ってる

守らなければならない人たちを自分がされた事を

自分がしてしまった

身の守り形ってのを
誰か教えてやってくれ

俺は不器用だから
言葉で伝えるのは苦手だ

じゃあ

生きていたら
また何処かで…

2016/02/26 (Fri)

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