詩人:tyuuya | [投票][編集] |
愛。恋。この見分けは、コーヒー豆の違い、草花の違いを照らし合わせることよりも困難であり、また物理的に結論を下すことができないかは、誰もが知っていることであろう。
少年法を廃止するか否かの討論が繰り返されていたとある番組。国民に対しては賛成派が大多数であった。その中でも今の子供はという意見も根強いまでの主張となってしまったが、犯罪をグラフ化してしまえば、実際は減少の糸を辿っているらしい。しかし、私はそれよりも親ということを考えていかなければならない気が沸かずにはいられなくなっていた。
そもそも愛というよりも、性欲に近くはないか。いつかの偉人も種の保存を訴えていた。私はこれに多いに賛成であり、これ以上の深き罪はないと感じずにはいられないのだが、皆さんはどうであろう。
そして、このルールから疎外されるもの達は、愛を軽んじるものの代わりに罰を受けているのではなかろうか。
私は愛を敢えて軽んじていることにしている。私自身、愛を知ることのない罪人であり、愛を一種の病や自然災害と判断しているからだ。