家へ向かう途中の階段で俺は自分を喩えるために12段目に座り考えていた。空虚虚栄虚構虚人これまでの人生に溝を埋めるたげの水が余りにも不足していた鉄橋の下で好きなアノコが告白をしていた俺は荒野に生えた草。乾いた水を求め
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